二日目は地下鉄1ラインに乗ってNew York Buddhist Church(ニューヨーク本願寺仏教会)へ。103stを出てとにかくハドソン川の方に突き当りまで進み、北上すると親鸞聖人の像が見えるので迷うことはない。今回訪れてみると何やら工事中。建設作業の人たちが出入りしているけど、中垣住職はお留守?電話してみると、いらっしゃるようで、エレベータで降りてこられた。お参りしたのち、朝食まだだったら一緒に行きませんか、ということでご一緒させていただきました。場所は近所のベーグル屋。中垣住職いわくH&Hなんかよりもここのが一番おいしいとのこと。でも、2個も食べたらおなかはパンパン。もちもちしておいしかったけど、そんなにたくさん食べれるものではない。このとき、国際連合のNGOの話が出て(以前組長団が訪米された時、国際連合にも訪れている)、Webに申請要綱とか全部あるから見てみて、ということに。帰国して見たら、何やら公式な会計資料などいろいろ提出しないといけない。私たちの組というのはそんな団体ではないのでこりゃだめだ。日本JC、東京JC、大阪JCはNGO加盟しているみたいだから、関係筋から話を聞いてみよう。
さて、その次はニューヨーク広島会で事務局長をされている方の会社を訪問。タイムズスクエア近くのオフィスへ。すると、不在かもしれないということだったのだが幸運にもお会いでき、昨日の高免君との話を念押し。日本人学校に行くにはまだ時間に余裕があったので、グランドゼロへ。いつも灯ろうを置かせてもらっているところは、工事中につき立入禁止の黄色いテープが。でも、丹念に掃除されているみたいなので、当日は大丈夫であろうとの判断。そこの近所には資料館みたいな建物もできていた。
つづいて、セントポールズチャーチへ。そこにはNPOの製作した灯ろうがまだ飾られていた。
お昼になったので、一路グランドセントラルへ。地下鉄の車両内は寒いぐらい冷房が効いているのだが、途中の通路はとても蒸し暑い。汗だらだら流しながら地下をひたすら歩き、ローカル線に乗る。コネチカット州グリニッジというところに日本人学校はあり、グランドセントラル駅から約一時間。駅からタクシーに乗り、閑静な高級住宅街を通って10分もすると広大な敷地に建つニューヨーク日本人学校にたどりつく。
校長室に通され、三井校長と談話していると、担任の先生が生徒を連れて来られた。どうも私たちが30分時間を間違えていたらしく、ずっと待っておられたらしい(すみませんm(_._)m)それでも、2時まで15分程度あったので、同行の松本さんが8年生を相手に授業というか活動の概要を説明し、質疑応答の時間もなんとか確保できた。少人数だが日本の子どもたちと違って積極的に質問が出る、、、そんな気がした。
そのあと、しばし校長先生と話したのだが、生徒数も減り経済的に厳しいらしく、数年後には移転しなくてはいけないらしい。こんな環境のいいところを手放さなければならないというのはあまりに寂しい。

投稿者プロフィール

飯田 通
飯田 通住職
光圓寺第20世住職。
小学校、公民館での出前理科授業を行っています。
今は、Scratchを利用したプログラミング教室も担当しています。

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