もう随分時が経ってしまいましたが、10月27日に報恩講、28日に秋季永代経法要を勤めさせていただきました。今年は例年とは変えて、初日を報恩講のお座とさせていただきました。十年くらい前までは三日間の法座で江田島からも誘い合わせてのお参りがありましたが、近年お参りの総数の減少と初日偏重の傾向が見られるため、このように変更しました。いろいろと手段を講じて報恩講、法座ということを見つめ直していかないといけない現状があります。
今回の御講師の瀧渕先生は解りやすくこのご縁を説かれ、お参りの方々も笑顔でお寺を後にされました。最後には「ひとりじゃなかもん」の歌唱指導もあり、よいご縁にあわせていただきました。
報恩講では朝席と昼席の間にお斎(おとき:食事)を出します。今年は打越同行を中心に仏婦の方々にお手伝いいただきました。
、うちのお斎は三十年くらい食べており、どこと比べても一番おいしいんじゃないかと思います。作られる担当は三年交代の当番制ですが、いつも変わらぬ味を提供してくださいます。ほうれん草の白和え(観音ネギのぬたの場合もあり)、八寸、お味噌汁、、、とシンプルな精進料理ですが、ご飯がいくらでも食べられます。街中でいただく普通の精進を後にも伝えていきたいと思います。今年は多くの方にお斎についてもらったので、余ることもなくホッとしました。
来年もお参りしてくださいね!!
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