皆さま各報道でご承知の通り、8月19日夜半より降り続いた集中豪雨により、広島市北部は大変な被害に遭っております。御門徒の中にも大変心配な方がいらっしゃいますが、いたずらに安否を伺うわけにもいかず、ただご無事であることを願うばかりです。
7月にその方のところにお参りしたとき、今年は例年になく暑いんです、と言われたので不思議に思いました。今年は雨も多く市中ではそんなに暑くなかったはずなのですが、何か異変が起こりつつあったのかも知れません。
このあたりは、最近宅地開発されたところではなく、昔から人が住んでいたところに、昭和40年代以降畑が宅地に転換されていった地域です。道も狭く急で私も溝に片輪落としてヒヤッとしたことがあります。避難勧告云々報道されますが、午後6時くらいに出されたのであれば対処できましょうが、夜中に出されたのではお年寄りは身動きできません。素人では車を各戸に回すこともできません。ものすごい費用をかけて災害対策をしていけば何とかなるのかも知れませんが、沢とかの治水を少しずつ整備したくらいでは追いつかないほど、自然環境が変わりつつあるということだと思います。
自然災害の少ない広島でありましたが、過去には川が氾濫するなど、しょっちゅう(広島弁?)あったと聞いてますし、私が中学生の時にも登校中膝まで浸かったことはありました。過去の出来事を伝えていくことは大切だと思いますし、それを克服できることほど自然は甘くないということもどこかにとどめておく必要がある、と思います。
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