先日、御門徒がお墓を東京に移すということで、改葬に立ち会った。といっても、戦前からのお墓で原爆にあっておりお骨はそこにはなかった。
結局、親戚のお墓の戦前からある瓶に納められたのだろうということで、そのお骨の一部を持ち帰られた。
いろいろと資料をお持ちの方で、青島での葬儀の写真等を見せていただりしているうちに、私の継職法要記念の腕輪念珠を取り出された。
「母が倒れてもうだめかと思ったときにこれが届いたんです。それから、六年、介護は必要だったけど生きてくれました。救われました」と、語られる。
たまたま時期が重なっただけだと思いつつも「そういうご縁だったんですね」とまんざらでもない自分がいる。
不思議なご縁は至る処に存在するけど、人によって感じる人ともあれば感じない人もある。数字ではなくそういったことを大切にする思いというのはいいものだなとしみじみ思った。
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